感想文、思い出しただけで身の毛もよだつ

さて、

まずは十文字青氏の「Angel+Dive」

十文字青読むのはじめてなんですが。一迅社だし気になっていたので読んでみました。

ちょっとずれた日常系かと思いきやなんか能力者バトルか?

今後なんか鬱展開になりそうな気もします。

しかし感想文って難しいですねえ

この本を購入したポイントでも上げておきます。

1、イラスト。双子の表紙絵はたいそうかわいいので

2、出版社。一迅社の本を総て買っているわけではありませんが、一迅社文庫創設当初の恋愛もの中心のラインナップは非常に好感が持てました。また、今のところ一迅社で書いている作家さんは外れにくい様に思います。

3、デザイン。イラストとかぶるものもありますが、この本の装丁は大変美しくまとまっています。ロゴデザインもおしゃれですし、イラストの彩色ともあってますし。

購入のポイントはこんなものでしょうか?同じ作家さんのデビュー作「薔薇のマリア」は差・スニーカーを故吉田直氏の「トリニティ・ブラッド」の特集がある時は買っていて、そのとき目にはしていたのですが、ものすごい刊行速度で結局読むのをあきらめたのですが、面白そうだなというのは覚えています。

さてと、もう少し感想を

本作品の主人公は中学生なのですが、これがまた微妙に感情移入しにくいですね。なんか、見ていて腹立たしいというかなんというか。

突っ込みを入れたくなると言いますか。

あるいはだからこそ物語として外から楽しめるのでしょう。

そのせいかはじめの一章はなかなか読むのがつらかったのですが——つまりは、あまりに主人公が危ういので目を背けたくなると言うか、今回は人為的な悪意の介入もあり得る展開だし——読み進めていくうちに入り込むことができました。そういえば、有川浩が苦手なのもたぶん危なっかしいからかも知れませんね。

絵はかわいいし、話も面白いし、設定も面白そうなので、主人公の危なっかしさから目を背けずに読むことができればはまるかも知れません。

とかいいつつ、2巻の冒頭でくじけそう。

真鳥かわいいよ真鳥