そろそろ完結しそうな気配、そして支倉さんの宣言通りハッピーエンドに向かって走り出した物語。
もうモラトリアムはおしまいです。このエピソードの最後には、荷馬車に乗って行商を続ける二人の姿が見えるでしょう。
という感じの一冊。
毒麦の話で登場したエルサが再登場したほか、舞台が川上の街レノスに戻ったことで酒屋の娘が再登場しました。
可愛い娘さんが再登場するのも良いですね。
ホロとの関係もちょいと進んだようです。ロレンスが下した決断によって二人がだらだらとしている必要が薄くなったという感じですか?
15で完結するかどうかはともかく、今回のミッションが終われば一段落しそうな雰囲気が漂う14巻でした。
思わず買ってしまった一冊。
題名からして中小企業にお勤めで、かつ会社に満足していない人にはたまらない罠です。恐ろしい企画力。
特に序盤の数ページが非常に良い感じで、立ち読みしたらさらに読みたくなりました。
中盤若干だれるところもありましたが、社長であって、しかも同志とではなく部下と仕事をしている人なら、いや、社長であってもなくても、部下と仕事をしている人なら買って読んでみては如何だろうか?
企画に関しては微差力に書かれている様な事が若干触れられていました。大きな違いでは市場は付いてきません。微差が大切です。
とりあえずここまで。