川原さんはすごいと思います。
なんと言ってもオンラインゲームに対するこだわりというか、愛が伝わってきます。ような気がしますが私はオンラインゲームって知らないのでそんな気がしますが。
背が低く太っていていじめられっ子の主人公が学園のアイドル的ポジションの先輩からあるゲームをもらい、そのゲームを巡って色々と巻き込まれるような話です。
特に一巻のスピード感はたまりませんね。
二巻では戦闘スタイルと暴走アイテム討伐の話(MtGの「融合する武具」を思い出したのは私だけではないはず)ということもあって迫力に重点が置かれた文章になった気がします。
かつて黒雪姫が行った赤の王殺しとか、他のレギオンの内情、新登場の王など、盛りだくさんの内容です。
そしてやはり二巻という事もあって一セットの物語が始まり徐々に加速していくような感覚。まさに加速世界。
一巻は世界の幕開けで物語のスタート地点ではありますが、その中でこれからいくつか語られるであろう一連の事件は二巻から滑り出しか感があります。
というか、そんな複線めいたモノがあります。
しかし、幼馴染みの女の子がとても空気ですこしかわいそう。かわいいので今後出番が増えると良いですな。
いや、本当に川原礫という人はものすごい物書きだと思いました。ソードアートオンラインの新刊も来月出ますがそっちも楽しみに待ってます。
来月新刊が出ます。SAOも面白いですよ。