流れとしては
英国祭り→会議→アルマダの海戦→後半戦
ということでさらに分巻することは出来そうです。
こんなに分厚いのですから!
まあ、一気に読むから面白いんだけどね!
シェイクスピアのかわいさが目立つお話でしたが傷有りと点蔵とか、立花嫁とかいろいろがんばってかわいいと思います。
葵姉のむちゃくちゃ加減はすごいね。ビジュアルだけで見るなら最強クラスだがな。実際最強かも知れないけど。この人はTwelveで言うところの葵ティエンなのだろうか?と考えていたり。
勢力的には一巻上下と二巻上に引き続き西班牙元気です。でも今回でターニングポイントっぽいので西班牙勢はしばらくお休みでしょうね。
ところで西班牙の綴りはespañaなんですがespanaとなっているのはなんか意図があるんだろうか?とか前巻の衣装紹介頁を見て思ったのですが、雰囲気的に今後しばらく西班牙は影を潜め、2巻の伊太利亜くらいの出番になるのではないかと思います。もしくはヴェストファーレン条約まで出てこない。いや、それはないよな。
という西班牙とあとメインの舞台となった英国勢中心に話は進みます。一度は剣を交えた同士が協力して別の相手と戦う、というパターンが今回より強く、そして複雑に登場します。
この敵を固定しない、という勢力関係も川上作品の魅力だと思います。
で、英国勢はぶっ飛んでる人多いなと思っていましたが、神聖ローマ出てきましたね。西欧各国は欧州勢が表で極東の歴史が裏という感じしますが織田信長に取り込まれたP.A.ODAやそこらとつながりが深い神聖ローマは割と日本史が表で欧州史を押さえつけている感じも受けました。
なかなか面白い世界観と仕掛けなので今後も楽しみにしてます。
マルガ、マルゴットの航空百合魔女コンビも良い感じ。新型装備がなんかZun帽に見えました。かわいい。
それにしても、加賀百万Gは無いと思う。面白すぎる。