当初の志からするとTra-izonは私の作品の発表の場では無く、クリエーターが何かするための環境でありたいと思っています。
たとえば、いま進行中の同人寅枝であれば、これを土台にすでに同人活動をしている人にもっと書いてもらったりというのも重要でおもしろそうなのですが、なにか書いているけれどまだ本にしたことがないという人を誘えれば良いなあとも思っています。たぶん、同人誌を作る際の心理的な障壁って結構大きいかなと思います。
私の場合は幸いなことにi plus Tというサークルに参加することができ(解散しましたが)、しかもSHOSiRAというすばらしい編集者に出会うことで比較的簡単に本を作ることができました。
いわゆるサークルというのは複数人で同人活動するモノなのですが、インターネット上で活動している人は一人一サイト、一サークル状態も多いと思います。ですので、同人誌発行したことのある先輩がいない可能性もあるのでそういう人たちの心理障壁を下げられたらおもしろいなと思います。
さて、実はレビュー。
共に竹田和平
上が講談社、下がサンマーク出版
まずは竹田和平さんとは何者か?ですけど。公式サイト
卵ぼーろなんかを作っている竹田製菓の会長で日本一の個人投資家。
本田晃ちゃんの師匠でもあります。というか、和平さんのところにはいろんな人が集まっている模様。貯徳問答講というのをやっています。毎週出されるお題にみんなで答えて行こうというモノ。いろんな角度からの考えが出てきておもしろいのですが、それよりも問答講で出会う人たちがおもしろい。
本はこれからの時代の流れとか、和平さんの実体験を通した貯徳な生き方もおもしろい。
個人的には「人とお金に好かれる「貯徳」体質になる!」のがしっくりきたというかちょうど必要としていた情報なんだろうな。後半の対談もおもしろいですね。
おもしろいしか言ってませんがおもしろいので仕方ない。人生をより楽しむ事ができそうです。
ところで、和平さんが本に書くことは貯徳問答講での謎かけっぽい言葉とはだいぶ印象が違いわかりやすく書かれています。たぶん意図の違いもあるのでしょうけど、本は広めるモノ、問答講は考えたり直感で答えたりするための言葉なんでしょう。