電波女と青春男〈2〉 (電撃文庫)

入間人間 イラスト ブリキ

電撃文庫

 宇宙人の街でボーイ・ミーツ・ガール的な話の第二弾。

 前回布団から出てきたエリオが今回は社会復帰するぞ。という感じ。

 これ、入間人間なんですね。まーみーも最初の方読んだよ。あっちはなんかナインの契約書とかぶるんだよな。監禁だけか?

 今回は丹羽真だけでなくエリオ以外のリューシ、前田さん、女女さんも語ります。目次を見ると女女さんパートの長さがおかしいことから解るように今回は彼女が主人公といっても良いような気がする。

 水ロケットがいっぱい出てきました。懐かしいな。昔ISASの一般公開で作ったりしました。自転車のブレーキを改造した発射装置を使うと水をかぶらなくて便利かつかっこいいが作ったことはない。と思ったらキットに入ってるのもあるらしい。

 しかし、私が作ったのはペットボトル2個しか使わなかったぞ(うろ覚え)。胴体を伸ばすとも一本イルらしいな。数年前までロケットと発射台が下駄箱の上にあったけど今どうしたのかな?捨てたかな?

 電線を架けるのにも使われているらしい。

 で、途中から出てくる水ロケットもキーとなってくる。しかも、実際に造っている描写があるので作りたくなってくる。

 が、近所でとばす場所がないのが残念。舞台となっている街では小学校で必ず作るらしい。宇宙色強いな。銀河連邦の加盟都市だろうか?

 そうそう、エリオがかわいいのは一巻に引き続きですが、エリオとリューシの関係も結構見物かな。いや、むしろ女子群のわいわい加減とか。

 後は女女の実に28年にわたる回想というか第七章ですね。まあ、実際にすべてが集約されていますが。なんというか、内面から見るとけっこうかわいい。

 次はショートショートだそうです。楽しみです

 作中で”山本”が大量に購入したのが←(たぶん)、

 藤和家の物置に大量にあったのが→(たぶん、組み立てにはビニールテープが良かったような)