QuickLookプラグイン、QLColorCodeをインストールしました。

.jsファイルなどのソースコードを色つきでQuickLookできるもので、古いXcodeに内蔵されているSourceCode.qlgeneratorでは文字化けを起こしてしまう1ものも正常にQuickLookできます(その場合、標準ではSourceCode.qlgeneratorのほうが優先されてしまうので、SourceCode.qlgenerator.disabledなどの名前にリネームし、無効化する必要があります)。

QLColorCodeも昔はエンコード処理がまずくて、nkfを噛ませたりしていたのだけれど、いつのまにか多言語に対応したらしく、日本語のコメントなんかも正常に見えるようになっていました。2

しかし多少の手直しはやはり必要で、そのままではタイトル部分にファイル名が表示されず、「Source file」となってしまいます。調べた結果解決策を見つけたので、メモもかねて。

Issue 66: File name is not shown in QuickLook window on Lion

QLColorCode.qlgenerator/Contents/Resources/にあるcolorize.shを編集します。

Remove HTML title so that Lion displays file name instead of “Source file”

38行目、cmdOpts=の次の行に以下を追加します。

hlDir=$rsrcDir/highlight
cmd=$hlDir/bin/highlight
cmdOpts=(-I --font $font --quiet --add-data-dir $rsrcDir/override \
         --doc-title="$(basename $target)" \
         --data-dir $rsrcDir/highlight/share/highlight \
         --add-config-dir $rsrcDir/override/config --style $hlTheme \
         --font-size $fontSizePoints --encoding $textEncoding ${=extraHLFlags} --validate-input)

保存した後、ターミナルでqlmanage -rを実行して確認すると、正常に書類の名前が表示されるはずです。


  1. 新しいXcodeの場合はSourceCode.qlgeneratorが内蔵されていないため、Text.qlgeneratorが表示を行います。その場合は文字化けはしませんが、カラーリングもされないので、何れにせよQLColorCodeをインストールする意味はあります。
    ↩️
  2. でもたまにおかしいのでnhfは噛ませてます。
    ↩️