講談社
マルコム・グラッドウェル 訳 勝間和代
404 Blog Not Foundで紹介されていた本。
この本は一般的に「天才」と呼ばれる成功者たちが実は環境の後押しによってその成功をつかんだ——いや、環境という土台、はしごがあって初めて世界的な成功に手が届いた——というのがだいたいの内容。
いくつかのエピソードで環境というか、成功者が以下に好機に恵まれたかを紹介している。
で、成功するための条件「一万時間続ける」。
この一万時間というのはどんな分野においても成功するために必要な練習あるいは実務時間らしい。私が初めて知ったのは大日本技研さんの日記で言及されていたのを読んだとき。割と前。
一万時間。長いですね。一日八時間で三年くらいらしいですよ。さて、これを以下に達成するか。ですね。とんでもなく夢中になっていればたぶん達成されるでしょう。子供が大好きでたまらない事をやっているのを邪魔せずサポートする事ができれば割と達成は用ではないかと。まあ、子供に限らずに。
しかし好きでもないことを一万時間やるのは厳しいというか大変かもしれませんね。
そしてこの一万時間を達成したあたりで続けてきたことが必要とされるというか時代の流れに乗っかるとものすごく成功する。ということですね。
思い浮かんだのはホリエモンをはじめとする六本木ヒルズとかにすんでいたIT長者とか言われていた人たち。彼らもタイミング良かったんだろうなあ。あれくらいの年代の人たちはたぶん中学とか高校とかそんな年代にコンピュータを手に入れて大人になったときにITの波が来ていたとかそんな感じでは無いでしょうか?そういえば小学生の頃はインターネット使うのにはお金がすごくかかったのですが、その後割と早くて快適な環境にシフトしてきてました。そこらの時期ではサイトのデザインや機能やウェブビジネスが変わったり発達したりしたわけですので、そこらで起業した人はたぶん好機に見舞われたんでしょうね。
社会としては、というか何かに夢中になっている人を、というか子供をサポートできるようにすると良いですね。もっと成功する人が多くなるんじゃないかな。
さて私が一万時間越えてそうなこと。何でしょうね。
レゴは越えてるだろうな。あと読書だろうか?Macをいじっている時間も超えてるかも。
日本人の若年層ではゲームで一万時間いってる人多いだろうな。ゲームやって、その後は受験に入ってしまう。好機をつかむための一万時間を稼ぐ時間が少ない人が多いかもしれない。
ところでMacの操作というとMacはガイドラインがあるので操作感が統一されているのでGUIの操作そのものを行った時間としてカウントできるかもしれませんが窓だとアプリケーションごとに操作感が異なることで「アプリケーションの操作」には熟練してもコンピュータの操作をなかなか自分の物とできない。という可能性もあったり。
ともかく、一万時間クリアした物は「直感」に加算されるというか直感にアドオンされるんじゃないかとも思います。コンピュータを直感的に操作できるようになるとかさ。読書は私の場合本を読むとビジュアルとしてとらえる事ができるようになりました。あとはボールペンとかカッターナイフレベルの道具の構造を直感的に理解できるというのもありますがそういうことかな?
TVゲームも一万時間クリアするとゲームのいわゆるプレイヤーレベルがあがったり、AVGが自然にできたりするんじゃないかな?
なんかまとまらないなあ。しかし、この話題は発送が多いなあ。
どうやって成功するか、は具体的に書かれているわけではありませんが、ニュアンスは伝わる気がします。
とりあえずいま一万時間をクリアした物、後もう少しで一万時間に達しそうなものと時代の流れを見比べて組み合わせて時代の流れにあった活動をしていければ良いのかとは思います。
うーむ、まとまらん。
この本に書かれていることがもちろんその他の成功法則とも通じている。っぽい。とりあえず今回はここら辺にしてみよう。