部活編

2013年明けましておめでとうということで、私とコンピュータグラフィックスの関係について書いてみようかなとか思います。

私は現在、CGデザイナーではありませんが、最近CADには触れる機会も多いので振り返ってみようかと思います。

私がCG始めたのは中学の2年だか3年だかだったと思います。当時所属していた漫画研究部の先輩がMacで遊ぶための部活を立ち上げました。

当時学校にはパソコン研というべきクラブがあり、まあ、何かをしていました。私はそのクラブに所属したことはないので、何をしていたかは詳しくはわかりませんが、とにかく体制に疑問を抱いた彼らは、Macで遊ぶクラブを作ったわけです。iPhoneが出て以来というかMacを使う人も多く、なんかおしゃれなパソコンという感じがあるんですが、その頃はマイナーなパソコンという感じでしたね。Windows95がヒットし、パソコンといえばWindowsという時代背景もあったのかもしれません。

実際のところそのクラブはMacを持っている(というか、中高生なので家にあるって感じですが)人たちがMac話をするのを目的に集められた感もあります。

そこで部活をするのだから、なにかテーマがなければ、ということでCGをやる人と、プログラミングをやる人に別れました。そういえば当時は軍隊式に呼びあったりしてましたね。ようするにみんなオタクだったわけですよ。ついでに言えば、組織名にMacを関するその同好会は、別に入部資格としてMac所持をうたっているわけではなく、窓使いもおりましたね。ゆるいクラブでした。

この、プログラミングとCGという二つのテーマは、やがてプログラムのコースが開催されなくなり、クラブはCGに一本化していきます。

いま、プログラマとは言えずとも多少その一部を編纂する身としてはぶっちゃけ中高生には荷が重いミッションだったのではないかと思います。さらに、プログラミングができる先生もいるには居たのですが我が同好会の顧問ではありませんでした。

私は当初、プログラムをやろうと思っていたのですが、彼のクラブでは実際にコードを打ち込む前にコースが開催されなくなったので、高校時代は授業でBasicやるとかくらいしかプログラムには触れませんでした。おっと、HyperCardでノベルゲームじみたものを作ろうとしたことはあったが。そもそもパソコンもないクラブでプログラミングってのが敷き居高くね?って感じですが。

そこらへんからプログラムというのは難しいもんだという考えがあり、HTMLですら高3くらいまで触りませんでしたね。

クラブがCG方面にいったあたりで脱落とした人も多かったんですが、私はちょろちょろとロボットをモデリングしたり宇宙船の絵を描いたりしていました。CGを教えるというのはツールの使い方を教えるのがメインとなります。プログラミングよりは敷き居が低いのかもしれませんね。あるいは、環境が整っていたのかもしれません。比較して、の話ですけど。ビジュアル的で分かりやすいのもあります。ツールにもよりますが、3回くらいクリックすれば何かは出来ますしね。

当時はテライユキというCGアイドルの写真集が出たりしていた時期でしたし、プレイステーションがはじまってTVゲームが3DCGになっていく時期でもあります。私もプログラムに漠然とした憧れを抱いたままCGで遊ぶことになります。

高校時代CGをやっていたことは大学時代に私を多いに助けることになります。

私が入学したのはデザインの学科でしたのでCADの授業が有りました。CGとCADはにています。それが3Dならなおさらです。

まあ、CG屋さんにはなりませんでしたが授業へのブースターとしては十分過ぎる体験だったのです。

今日の読書

久々に小説を読んだ。ここのところソーシャルゲームのとりこだぜ

御影瑛路 空ろの箱と零のマリア6

3巻から続いている気がする醍哉編の最終巻、だと思います。

この作者、ものすごくミスディレクションが心地よい。

一時期いろいろ出ていたダークホラー系日常モノの系統です。そういえば最近は悲壮感漂う表紙絵のラノベのシリーズもあまり見なくなった気がしますね。