たぶん数回は同人誌の感想が入ると思います。
「超訳古典シリーズ 三 新説 竹取物語」
高御結
思えば初めてコミティアに行ったとき(WHFのついででしたが)買った本の中にすでに高天原出版さまの「新説 古事記」が入ってました。そんなわけで実は思い出深いというか、思い入れのあるサークルさんだったりします。今回は同じ島でした。
で、今回は「竹取物語」と「蜻蛉日記」と「古事記と神社を楽しむ方法」を購入しました。
竹取物語を読んだのでレビューです。
日本人なら誰もが知ってそうな竹取物語を超訳古典シリーズのフォーマットで訳している感じです。毎度女の子は萌えるように調整されているというか実に親しみの持てる現代語訳です。いやー、かぐや姫はかわいいなあ。
五人のセレブの求婚の話は知られていますけど、それぞれの結末は知りませんでした。新鮮ですね。
このシリーズは当時の価値観のもと描かれた文章を今の価値観(萌え含めオタク的な価値観)に落とし込むというかすりあわせがおもしろくできています。すりあわせ方が笑えるというかギャグっぽいので難しく考えずに読めますし。
まあ、総括するとかぐや姫がかわいかった。ということで。