最近仕事でWordを使います。

プログラムの取り扱い説明書を書くという、取説読まない人にとってはなかなか勉強になるお仕事です。

Wordをワープロとしてではなく、アウトラインエディター的に使うと使いやすい。

かもしれない、ということを週末の定時直前に気がつきました。

実際にその方法で文章を書いたわけではありませんが。

このMicrosoftのWordというソフト、非常に使い勝手が悪いなと感じておりましたし、同じことを感じておられる方が多くいらっしゃるようです。Google先生に「Word 使い」ってやると「使い方」→「つかいにくい」とかなりますし。

バグを抜きにすると仕様で使いにくい部分が多々見受けられます。

が、Windowsもそうですが、Microsoftのソフトウェアは使いにくいのではなく、使う側がMicrosoft的使い方をしていないだけということがよくあります。

私はこれを「妖精語」と呼んでいますが、Windowsの中にすんでいる妖精さんの言葉に耳を傾け、彼らとの会話を通じてあなたの目の前にある箱に呼びかけるとき、その箱は便利な箱になります。

MacとかiPhoneみたいに使うものではありません。

さて、私が発見したWordの妖精さんはあらかじめ各項目が決まっているものを整形する役割を持っているようです。

そこらへんPagesも同じですね。Pagesと違ってWordの場合、一見Editor風にも使えそうなのでわかりづらいところではあります。

しかし、Wordというソフトは文章を書くためのソフトではなく、文章を人に渡すためのソフト、と考えたほうが良いでしょう。まことに残念なことにWindowsは画面上に正確にフォントを表示することが得意ではないようなので文章を印刷するソフトとして考えると慣れが必要です。

てことで、次のように文章を作るのが良いでしょう。

一.アウトラインエディターかエディターかワープロソフト(Word含む)で下書きをする。

二.下書きを踏まえてWordで見出しを整理する。

三.見出しの中に本文を入れる。

良いWindowsライフを!

いのま