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まるかんのまゆみ隊のパーティが京都であり、家族と、お店のお客さん数名とで参加してきました。
パーティは日曜日でしたので、前日の朝に上洛し、一日観光しようと言うことになっていました。
新幹線
京都へは新幹線で移動します。
品川の近くに引っ越して、長距離の移動がかなり楽になりました。
品川の駅弁を食べるのもなんなので名古屋出た後に買おうと考えていたのですが、名古屋京都間でカートが廻ってこなかったため、京都に着いた段階では何も食べておりません。
とはいえ、まだ8時半ごろ。まだ余裕があります。
巨大で近代的な京都駅。格子状で四角い外見は京都を意識ししているのでしょうか。
地下鉄
荷物が多いのでホテルに行って荷物を預けることにします。
ホテルは烏丸御池付近にあるホテルギンモンド。
ご存知のように京都は格子状に作られた都市で、京都の地名は東西と南北の通りの交差点名で表されます。と思ったら普通の町名もあるみたいですね。
京都の住所で、交差点名+方角っ手のがありますが、(上ル、下ル、東入ル、西入ル)住所表記としては奇妙に見えますが、実際に市内を歩いてみるとなんと便利な街だろうと感激しました。格子状の都市は観光客にとっては現在値把握と目的地への道を見つけるのに便利で、地図と標識があれば何処へでも行ける気分になります。台北も同じような作りで、地図も標識も感じなのでわかりやすいです。京都は長安を見本にしていると言いますので、東アジアの都のスタンダードなのでしょう。
で、烏丸は烏丸通という南北に走る道路の名前で、御池は東西に走る御池通から。東西に走る通りは○条とそうでないのがあります。私が見なかっただけで南北も数字があるのかもしれません。条が付くと東西→南北の順番でそれ以外は南北が先に来るようです。
烏丸通で言えば四条通との交差点は四条烏丸ですが、御池通との交差点は烏丸御池です。
さて、地下鉄は烏丸通の下を南北に走る烏丸線というのに乗ります。
JR京都駅のメインの通路である南北自由通路から地下鉄烏丸線までは、それなりに長い距離を歩く必要があります。新幹線を降りた後、一旦JRの改札口から出たほうが近いと思います。
乗り放題チケット
京都市営地下鉄と市バスは1日乗車券があり、地下鉄だけだと600円、バスも入れると1200円で、平安京の城内プラスアルファを廻ることができます。
我々は600円の地下鉄一日乗車券を購入しました。乗り放題チケットってわくわくしますよね。京都の地下鉄は大体200円くらいで、市バスも料金後払いなものの220円の一定料金ですので、観光するなら1日乗車券はかなりお得でしょう。
ちなみに、市営地下鉄は基本的に烏丸通の下を走る烏丸線と、御池通の下を走る東西線のみで、それ以外の通りは歩くよりもバスに乗ったほうが便利です。
ホテルで朝食
烏丸御池駅を降り、東へ少し歩くとホテルに到着します。
ごらんのように御池通は近代的なビルが建ち並ぶオフィス街っぽい通りです。
ただし、東京に比べて建物は低層です。確か条例で高さが決まっていたのではなかったかな?
京都は全体的に見ると、別に和風な街ではないのだなと感じました。が、祇園はみてませんし、結構大きな街なので、歴史っぽい部分の規模は大きいのかもしれません。
ぎりぎりモーニングの時間帯だったのでモーニングのセット。クロワッサン・トースト・サラダ・ゆで卵に加え、スープと飲み物がお替わり自由です。
この日はたしか、コーンポタージュでした。おいしかったよ。
店内では、フランス語の会話が聞こえていました。京都でフランス語ってなかなか良いですね。優雅です。ところで翌日も含めて結構多くの外国人を目にしました。アジアからの観光客と地元に住んでそうな欧州系の人という具合です。なかなかに国際的な街です。
まるかん四条店
まるかんのまゆみ隊の中でも屈指の売り上げを誇る四条店に入ってみます。
四条烏丸の交差点の近くにあるということで、烏丸通ぞいを歩いて四条まで行きます。
烏丸から四条までは姉小路とか蛸薬師とか面白い名前の通りがありました。
四条烏丸の交差点を左に行けば祇園です。四条店は西側ですね。
この看板を見て、これは確かにアメリカ人が読んだらガイオンだよなと思うものの、そこをあえてギオンではなくガイオンと訳すニンジャスレイヤー翻訳チームは凄い人たちだと再認識するわけです。
こちらが四条店。
良いお店でした。
四条店でオススメを聞いたら鞍馬山にいくとよいかもよ。との事。早速行ってみましょう。
鞍馬山へ
四条烏丸から鞍馬山へは、まず地下鉄烏丸線で烏丸御池へ戻り、そこから東西線に乗ります。
東西線で三条京阪へ、三条京阪は京阪電車の三条駅につながっており、そこから出町柳へ。
出町柳から叡山電鉄で鞍馬寺へ。というルート。叡山電車に乗るまでは2駅ごとに乗り換えです。
四条烏丸の駅近くでこんなものを見かけました。
市バスのラッピングバス。なんか、イラストサイトとか持ってそうな絵のタッチだなと思いましたが、市バスのプロジェクトチームのご家族の方の絵だそうです。
東京でもアニメなどの宣伝のラッピングバスってありますけど、これはどちらかというと、神奈中バスのかなちゃん号みたいなものなんでしょうね。
電車を乗り継いで出町柳駅へ。
江ノ電を思い起こす電車です。比叡山に行くほうが1両、鞍馬山は2両編成のようです。
同じに両編成でも通勤電車の鶴見線とは大分違います。一部の席が窓の方を向いているという感光仕様の電車で、緑深い山の中を上っていきます。
が、眠ってしまい、気がついたら山の中にいました。
鞍馬山
鞍馬山は、なんか独特な信仰ですね。詳しくは知りませんが。
どうも三柱の神様を信仰対象としているようです。
雰囲気の良い参道です。
寄付をするとケーブルカーに乗って途中まで上る事ができます。
写真は撮っていませんが切符は葉っぱの形をしています。ケーブルカーはまた小さな一両編成で、かわいらしい乗り物です。
横幅は人が三人並ぶくらい。席は十席が二列と真ん中は階段状になっており、一段ずつたって乗ります。
立ち乗りまで含めて定員で、一杯になる人数で締め切ります。
上の駅までの間に放送が流れます。
ほとんど一番下の段でしたので、写真は撮れました。こんな感じの急斜面を上っていきます。ここに、鉄道を敷くのは大変だったでしょうね。
鞍馬山の雰囲気としては、でかい高尾山というイメージでした。でかい、というのは要所要所の感覚が高尾山よりも空いているということです。山が高いんですかね。
ちょうどこの日は晴天で、木漏れ日がきれいですね。その一方で、風はあまりなく、この写真のあたりは山の中とは思えないほど暑く感じました。
いかした庵を発見。これは与謝野篤子邸の一部で東京から移築したものだそうです。
この少し手前にでかいお堂があり、多分本堂でしょうが、ここからは少し上ってあとは下り道です。
本堂より奥は結構勾配がきつい山道が続きます。
しばらく山道を降りていくと奥の院にたどり着きます。
奥の院は六百五十万年前に魔王尊が金星より降臨した地だそうです。
奥の院には東屋のような建物があり、いくつかのベンチがおかれ、休憩もできるようになっています。
ベンチはすべての入り口から見て奥の方を向いています。入り口は暖簾がかかっていますが、おくは開いており、すぐに岩場となっています。
半径五メートル程度でしょうか、高さは1.5メートルほどの範囲は岩が重なってすこし小高くなってます。
なるほど、木が生い茂る森の中にあって独特の雰囲気を醸し出しており、650万年前になんかが降りてきたような雰囲気がありますね。
奥の院の脇から撮った写真です。分かりにくいのですが、石造りの柵の奥は岩山です。
さらに山を下り、貴船まで下り坂です。
貴船は、叡山電鉄の隣の駅なので、そこまで歩こうと。
途中見つけた太ったとかげさん。おなかが丸々としております。
実は前日から左のひざを痛めており、山登りにはつえを使用していました。
単なる木の棒とあなどるなかれ、なかなか快適です。すごいもんです。
そんな相棒を返却し、貴船に降り立ったのでした。
貴船から貴船口駅
その日の夜に合流したお客さんから聞いた話では、貴船神社は京都一番のパワースポットで、大変人気の高い場所だそうです。
そういえば、来た電車で、貴船口駅では結構人が降りた気もします。が、疲れていた事もあって、貴船口駅に向かって歩き出します。
さて、川沿いには川床が沢山並んでおります。
谷状になっている、川の上に床を設置してご飯を食べるやつです。
景色が良くて風流です。が、それぞれのお店はめっちゃ混んでました。
車も人も一杯ですよ。
途中、観光バスの運転手さんが、奥の方混んでる?と話しかけてきましたが、とても混んでましたね。
が、貴船の登山口から貴船口までかなり歩きました。いやはや、なかなか大変でしたよ。
貴船口駅近く、対岸にプールがありました。ぱっと見、更衣室も駐車場もなさそうなんですが、こんな山の中になぜプールが?(Googleマップではここらへん。)
と思っていたのですが、地図で見ればわかる通り、実は駅からさほど離れておらず、駅の側には、小学校がありました。なので、小学校のプールじゃないかと。
私の通っていた中学は、道路はさんで向かいのプールに泳ぎに行っていたので、にたような感覚かな?
市内への帰還
貴船口駅から、叡山電鉄に乗り、来たときと逆のルートで帰ります。
帰路はしっかり外を見てきましたよ。
貴船口駅のホームは高架になっており、電車は木々の間を通ります。
本当に景色が良い中を通ります。
ほとんど山奥とも言える、鞍馬駅から、徐々に郊外へ、そして市内に入ります。
景色の変化も面白い電車です。
執着の出町柳に近づくと線路が複線になります。
長くなりそうなので、ここらで。続けます。