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寅枝とイントロダクションはそれほど売れなかったんだけれど、そんな僕でも職場では取説のリメイクをしたり展示会に出すポスターを作ったりしてる、こともある。
これを考えると仕事において求められるレベルというのは芸術とか、趣味で求められるレベルよりも数段低いんじゃないか?という仮定が出来そうだ。
此処で言う求められるというのは、「お金がもらえるレベル」のこと。
まあ、僕の職場での肩書きはデザイナーではないし、従って取扱説明書のリメイクでお金をもらったとは言い難いかも知れない。でも、お金をもらっていた時間中に仕事として行った活動ならば、その活動でお金をもらった、と言っても良いかもしないんじゃないかな?
で、芸術は良く知らないけれど、趣味でお金をもらうのって大変だと思う。お金を使ってやっているわけだし。同人誌で黒字の人ってあんまり居ないという話は良く聞くし。最も、多くの人はTra-izonよりも本をたくさん売っているだろうし、フィギュアもたくさん売ってると思う。
なんせ今うろ覚えだけどフィギュアは5個くらい本は20冊行かないと思う。
出展回数が少ないとか、作品点数が少ないとか、理由は色々有るかも知れないけれど、レベル不足が大きいのではと思っている。
趣味はそんな状況だったけど一応仕事では原型制作的なことも仕掛けがあって動く見せ物とか取説やポスターも出来た。凍結しているけれどプロダクトデザインも関わった。
何でだろうか?
多分プロがいらないからだろう。
小さい会社だし、デザインの教育を受けた人はあまりいないと思われる。上で触れた様な事も社内の誰かが本業の隙に(という割りには本気度高い活動になるけどね。素人だから)やるだけ。
これが本職の世界だとこうはいかないかも知れない。働いたこと無いから知らないけど。
もう一つは仕事とは言え、それらの仕事自体に課金される種類ではないからかも知れない。
外注に出すくらいなら内省してお金を浮かそう。
で有れば手先の器用なやつが居れば事が足りるわけだし。
と言うことで、
デザイナーっぽい事をとりあえずやってみたいなら、小さい会社に入ってみるのも良いかもしれないよ。